「おいしいお好み焼きが食べたい!」
そんなシンプルなきっかけ私たちは熱い気持ちで2004年に起ち上がりました。
まず味の研究所となったのが大阪で有数のお好み焼き店の中でも鶴橋に店舗を構え、各界の著名人方も足を運び絶大な人気を誇る名店 千寿-ちず-でした。
店長のご厚意もあり、オープン前の鉄板を使わせて頂ける事になり僕たち独自のタッチでアプローチ、味の探究が始まったのです。
何十種類のソースを舐め、何十枚もの生地、更にそばを食べ尽くしました。
例えば、ソースとひとくちで言っても、甘口、辛口に始まり、生地や麺とのバランス、
突き詰めれば常温で美味しく感じても熱を加える事によって味が変化してしまう等、実に奥深いものでした。
「ああでもない、こうでもない」こだわり続け3年の歳月が流れ、試行錯誤の末、遂にお好み焼きとしてのソース、生地、麺等のベースが出来上がったのです。
そんな喜びに関係者以外の誰かに食べていただきたいと思った僕たちは提供する場所探しにかかりました。
しかしなかなか条件に合う物件が見つかりません。
その時、以前大阪で爆発的な人気を誇り今なお多くのファンを持つ お好み焼き店-うず-を立ち上げた事もある島田紳助氏による店舗提供のお話があったのです。
紳助氏
「お好み焼き屋やるんやったら前やってた-うず-の跡地が空いてるからそこ使ってやってみたらええねん。よかったら-うず-のレシピも教えてあげるよ。」
なんとも心強く温かいお言葉でした。
しかしインパクトは申し分ないものの-うず-のレシピを真似て出店する事に意味も面目も無く、
やはり今まで研究してきた味を基本にその場所でオープンに向けオリジナルとしてのメニューの再構築に励みました。
メニュー考案時、島田紳助氏の厚い恩恵を受け、
紳助氏プロデュースによる名店-寿司 はせ川-、-京風鉄板 はせ川-の皆様には多大なご助力をいただき現在に至ります。